【不動産購入のカギは、優先順位を正しく知ることにあり！？】
日頃よりHPをご覧頂き有難うございます！城ヶ野です。
さて、今回のテーマも「不動産（物件）の比較」について取り上げていきます！
今回の内容はやや長編になりますので、早速本題に入っていきますね。
前回のブログ（不動産購入のカギは、正しい比較検討にあり！？）では、実際にご覧になられた物件を「数値化・文字化」してアウトプットをしましょう！と言う内容でした。
今回はその「前段」。物件を見に行く前に今、皆さんが考えている「こんな物件がいいなー」をもう少し具体的にしていくステップです。
住まい選び、住まいづくりを考えている方は、
「こんな家がいいなー」
「こんな場所に住みたいなー」
「今の家は○○だから、次の家ではこうしたいなー」 といったイメージを持っている方が多いと思います。
ここで早速ポイントです！
では、そのイメージ（要望）の「全て」兼ね備えた物件は世の中に存在するのでしょうか！？
もしかすると、100満点！で、言う事なし！といった物件に運良く出会えることがあるかもしれません。それは宝くじの1等を当てるのと同じぐらい確立だと個人的には思っています。
要は、100点満点の住まい・物件「探し」に進んでしまうと、
うまく行くものも、行かなくなります。
僕はいつも「ご夫婦をはじめとした、一緒に住まわれる方も含めて
【70点以上】の物件であれば、購入を前向きに考えても良いと思う！」と
お伝えをしています。
では、70点の基準はどこにあるのか！？ここがポイントの2つ目です。
ここでいつも「BEST／BETTER」の図を用いて考えて頂きます。
中心にある「BEST」の要望や条件が満たされていれば、それに越したことはないですよね。ただ、、経験されている方はおわかりになるかもしれませんが、「BEST」ばかりの物件は多くないと思います。
それに、その「BEST」はきっと他の方の「BEST」とも近い条件となっていることが多いので「BEST」が満たされるほど、金額も高くなりがちです。
決まった予算の中で進めていく場合には、どうしても「BEST」だけを検討していくには無理が生じてきます。
なので、「BETTER」の領域が非常に大切！！もっと言えば「BETTER」と「NO」の境を知ることが最も大切！！欄外の「NO」にあたる要望や条件から乖離する領域の物件には手を出してはいけません！
例えば・・・
BEST：車が3台止めたい、と言う要望があったとします。
場合によっては車2台が止められる物件は候補に入りますか？とお聞きした際、
2台なら現状OK！という回答がもらえました。
では、1台だとどうですか？とさらにお聞きすると、
１台では・・。駐車場を別で借りるのも嫌だし・・・。 あるあるなやりとり。
図に書き足すと、、、
「BEST」は、車3台駐車ができる
⇒ 「BETTER」は、車が2台駐車できる
⇒だた、車1台しか駐車ができない物件は
・・「NO（選んではいけません）」の領域
いかがでしょうか？
当たり前な事と言えば、当たり前なのですが、こうやって図にして考えてみると、
要望や条件がスッキリとしませんか？
この要領で、希望条件を当てはめてみてください！
続けていくうちに、ピンポイントのBESTだけを見ていた視野から、
許容できるBETTERまで見えてくるので視野が広がっていくことが
実感できると思います。
そして、最後のポイントは、このBEST／BETTERには「予算」は含めてはダメ！という事です。表に書き足すと、BEST／BETTER ＋ 予算 と言った具合です。
なぜか、と言うと・・・
希望条件がBESTに近づけば近づくほど、また多ければ多いほど、「みんなが欲しい物件」になります。
みんなが欲しい物件＝需要があることになり、需要があるという事は、価格が「高く」なります。
そのため、仮にBEST／BETTERの表に予算を入れ込んでしまうと、それこそ「安くて条件が良い物件」となってしまい購入することは極めて難しくなります。そんな物件があれば、我々のような不動産会社が購入して、利益を載せて販売（再販と言ったりします）をしますからね。
よって、「予算」は別枠で考えるのです！
「希望条件」と「予算」はいつも連動します。そのため、常に見比べながらこの表を見ていきます！
この思考が、住まい・物件選びでは非常に大切になります。
こういったテーマは、セミナー内でもお伝えをしています。
これも一種の「可視化」と言う行為ですよね？
・お客様のご要望と予算にミスマッチがあるのか、ないのか
・どこまでが許容できて、どこからNOになるのか
・そもそもBESTのみをめがけて探していないか
などなど、お客様の思考と、僕らの思考をチューニングして行くことで提案する物件が的を得たものになっていきますし、
しっかりとした比較と検討ができるものと思います！
一度、この方法で整頓をしてみたいという方が見えましたら、
是非、お電話（0120-34-9090）または、メール（info@woodyy-life.jp）からお問合せ下さい！
お話をお聞きさせて頂きながら、一緒に考えていきます！！
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